子育て

【子育て失敗?】これから子育てをするパパ・ママへ。後悔しないために、私がもっと早くに知っておきたかった事。

こんにちは、あっちゃんです。
私は現在アラフォーで、16歳の息子と15年間2人で暮らしてきました。
この15年間の中で「ああしていればよかった」、「こうしていれば・・」
などと思うことが多々あります。
そういった私の『後悔』をこれから子育てをされる方の参考にして頂ければ
と思い記事を書きます。
主に0歳から小学生くらいの事です。

幼児教育

幼児教育(就学前教育)は地頭の良さを鍛える事ができます。
特に3歳~6歳はゴールデンエイジといわれIQが一番伸びる年齢
と言われています。  
IQが高い子供は将来の収入が多いという統計も出ています。

特に英語教育は受けさせたかった

よく言われる英語耳(英語の細かい発音まで聞き取れる能力)の発達は
0歳~5歳までと言われています。
幼少期に獲得した英語耳は大人になっても失われることはなく、
大人になってから英語を勉強しようとした時に、英語耳の大人と
そうでない大人では英語上達に雲泥の差があるようです。

近所の中学生くらいの子供の先輩ママさんたちの話では、
学年で3人~5人くらいは日常会話程度の英語を話せるお子さんがいて
その全員が近くの某英会話教室へ幼少のころから通っていたとの話を
聞いていたこともあり、子どもが生まれたての時に生前の妻と共働きの収入なら
何とか英語教室に通わせてあげられるかなぁと話していました。
ですが、突然の妻の他界で私一人の収入では通わせてあげることが
できませんでした。
ある程度判別の付く年齢ならば本人が習いたいかどうかが重要になってきますが、
その年齢に達していなくて経済的にも余裕があるのであれば
先に習わせておいても良いと思います。

私自身が英語への憧れがあるせいかもしれませんが、
英語を話せて損することはありませんからね。

お駄賃制度

お駄賃制度は一見、『労働してお金を稼ぐ』という事を教えている良い事のようにも感じますがやり方によっては間違った考えを植え付けてしまう危険性もあります。

将来の労働に対しての考え方が決まる

ウチで行っていた事で言えば、ごみ捨て・食器洗い・お風呂掃除(バスタブ)・トイレ掃除・近くのコンビニへおつかい・・・これら全て私自身が面倒だなと思っていた事なんですね。しかも子供も嫌々やっていました。
子どもからすれば【面倒な事】=【嫌な事】を我慢すればお金がもらえると
思ってしまう可能性があるんですよね。
そうした考えで大人になってしまったら、
【嫌なことを我慢すればお金がもらえる】=【社畜まっしぐら】ですよね。

その事に子供が大きくなってから気づいてしまいました。
なので、これから子育てされる親御さんに言えるのは、
【親がやってほしい事】と【子供自身がやりたいもしくはやってもいいと思える事】の妥協点を見つけてお願いするのがいいかなと思います。
そうすることで好きな事でも仕事になるんだという考え方を教えることができると思います。

甘やかしすぎ

甘やかしすぎました・・・本っっ当に甘やかしすぎたと思います。
私自身、当時は甘やかしてるという自覚は無く本当に子どもの事が心配でやっていたことが、今思えば『甘やかしすぎ』つまり『過保護』だったのだと思います。

過保護に育てられた子供は自分で判断ができない

大前提として、よちよち歩きの子どもの手を
いきなり放してしまってはいけません。
当然、大事故や大けがをするようなものは
親がちゃんと見て注意しなければなりませんし、
社会のルールも最低限親が教えなくてはなりません。

ただ、何でもかんでも教えてしまっては子供の
思考力の成長にならないという事ですね。
自分で経験させることも大切です。

例えばウチでやっていたことでお風呂に入ったときに洗う順番を
私がこうしなさいと決めつけていました。
頭→顔→体の順番で洗いなさいと。
なぜそうなのかと考えることなく子どもは言われたとおりに洗います。
私自身その順番になったのは子供の頃の自分の経験とか考えで
『シャワーで流した時に汚れや泡が上から下へ流れていくから
 上から下へ洗っていくのがいいな』と
その順番が一番理にかなっていると答えを出したからなんですね。
上記は一例ですが、こういった感じで
経験をすっ飛ばしていきなり答えを教える事が子供から
試行錯誤する機会を奪ってたんですね。


こういった過保護を続けていると『自分で考えない』・『判断、決断ができない』・
『思考停止』の大人になってしまいます。
この状態で大人になって社会に出ると『指示待ち人間』になってしまいます。

子育てにおいて多くの方が後悔している事の一つだと思いますが、
いつかは自分で歩かないといけないのですから
自分で考え、歩けるように時には厳しく育てるのも
親の愛なのだと今では思います。

叱り方

私が一番後悔し反省している事が『叱り方』です。
ただただ自分のイライラをぶつけ『叱る』ではなく『怒っていた』だけでした。

怒鳴ったり叩いたりはNG

怒鳴ったり、時には手を上げたりもしてしまいました。
そういうやり方はすぐに子どもが言うことを聞いてくれて
親からすれば即効性があり楽な手法なのです。
しかし、これは一過性のもので子どもからすれば
怒鳴られたり叩かれたりすることを避けるためにその時だけ言うことを聞いているだけなので、実際には何が悪かったのか、何故怒られているのかが分かりません。

子どもが何か悪い事をしたときは、
それはなぜ悪い事なのか】を説明してあげなければいけません。
そして、【今度からはこういう事をしないように頑張ろう】と励ましてあげる事で
子供の心にも残りますし自分で考え反省することも覚えます。

この叱り方に関しても子どもが大きくなってから筆者が知った事です。
これから育児をされる方の参考になれれば嬉しいです。

しかし、後悔ばかりではない

2020年6月現在、息子16歳(引きこもり)ですが、
まだ子育ては終わっていませんし、私は全然諦めてもいません!
上記4例の【後悔したこと】がなければ、
今のような状況じゃなかったかもと思う時もありますが、
過ぎてしまったことは変えられません。
だから、前を向いて進むしかないのです。

私自身、子育ての事をもっともっと勉強して
息子を良い方向へ導いてあげる事が私の責任です。
まだ【負けじゃねぇ、勝ちへの途中!!】の気持ちで
一緒に頑張ろうぜ息子よ!

子どもと一口に言っても個々に性格も環境も違いますので
全ての子どもにこの考えが当てはまるわけではないと思いますが、
この記事を読んでくださった方の
育児での後悔が少なくなりますように。