子育て

【子育て】弱気・引っ込み思案・内気になる育て方していませんか?

こんにちは、あっちゃんです。
今回は、弱気・引っ込み思案・内気になってしまう
育て方を無意識にしてしまっている親御さんのために
注意点を書き出してみました。

筆者自身、『弱気・引っ込み思案・内気・ネガティブ・内弁慶・
陰キャ・人見知り・ぼっち』などの性格で今も悩んでおり、
なぜ自分はこのように育ってしまったのかと、
幼少の頃の事を思い出しながら、自分に子供ができてから勉強した
現代の育児法と照らし合わせて
思い当たる原因をまとめてみようと思います。

親に褒められたことがない【自信がなくなる】

私はなぜこんなにも自信のない人間になってしまったのだろうと考えて
一番に思い当たるのは、
そういえば・・・【褒められた記憶がないっ!】という事でした。
私自身、他の子と比べて秀でた部分があったわけではないので
親からすれば『褒めるところがない』と思われるかもしれませんが、
他人と比べて優秀な部分がないから誉めないというのは間違いです。

子どもは褒められたことに自信を持つ

これは私自身の経験ですが、私は勉強が苦手で小学校の頃はずっと
クラスでも下から数えたほうが早いくらいの成績でした。
そのまま中学に進学し1年生の1学期を終えたころ、特に国語の成績が悪く
提出物も遅れ気味だったので、夏休みに補習を受けることになりました。
私自身、補習を頑張ったとは思っていなかったのですが、
補習の課題をこなすごとに先生はすごく喜んでくれて褒めてくれました。
そして2学期に入り最初の実力テストで平均を大きく上回る成績を
取ることができ、そのことを先生にすごく褒めてもらえました。
それ以降、もっと褒められたいと思うようになり今までにないくらい
国語の勉強をするようになりました。
その甲斐があって国語だけは平均点以上をずっと取ることができました。
なので国語だけは自信を持っていました。

上記のような経験を幼少からたくさん繰り返すことによって、
子どもは【自信】を持つことができるんです。
【褒める】→【うれしい】→【もっと褒められたい】→【頑張る】を繰り返して
これが自信になるんですね。
もし私が上記の国語の先生だけではなく、幼少のころから親に褒められていたらもっと
自信にあふれた人間になっていたのではないかと思います。

子どもにとって親は一番身近で一番大きな存在

当たり前のことですが子どもにとって親というは一番大きな存在です。
その大きな存在から褒められたらどれほど嬉しい事か。
なので他人より秀でた部分がなくても、些細な事、普通にできたこと、
何より【頑張ったこと】を褒めてあげてほしいのです。
頑張ったことを褒められた子供は努力する事を覚えます。
努力が実らなかった時も【努力したこと】を褒めてあげましょう。
そうすれば努力の量が増えてくるでしょう。
努力の量が増えれば成功する事も増えてきます。
もちろん成功したことも褒めてあげましょう。
そういった経験をした子供は【自信】を持てるでしょう。
自信のある子どもはポジティブで明るい子になります。

逆に親に褒められたことのない子は、私のように
自信はなくネガティブで卑屈な人間になってしまいまよ!

だから、子どもの頑張ったことは褒めてあげてくださいね。

子供をけなす(バカにする)と【引っ込みじあんになる】

私はなぜこんなにも引っ込みじあんで自己主張の無い人間
なってしまったのかと思い返して思い当たることがあります。

私には4つ年の離れた弟がいます。
父親は仕事で帰ってくるのが遅かったため、夕飯はいつも
母親と弟と私の3人でした。
その時の家族の話題といえば『私の失敗談』が主でした。
最近の失敗から過去の失敗まで・・・。
母が私の失敗を話し弟が笑い、弟が僕の失敗談を話し母が笑う。
そして母が『お兄ちゃんのようになってはダメよ』と
軽口を言い皆が笑う。
幼心にみんなが笑ってるのならそれでいいんだと、
お兄ちゃんなんだから我慢しないといけないんだと思い、
わざとおちゃらけて道化を演じていました。
本当は嫌で嫌で仕方なかったのに・・・。
母親にはバカにしているという意識は無かったのかもしれません。
イジって笑いにしてるくらいにしか思ってなかったのでしょう。
大人なら分かるのでしょうが、幼い子供の頃の私は
バカにされているとしか思えなかったのです。

そして弟は兄を尊敬しなくなった(見下すようになる)

上記のようなことが日常となり、弟は『兄はバカなのだ』
『自分より劣っている』と思うようになり、
私と二人の時にでも私をからかうようになりました。
私も小学生でしたので弟にからかわれ腹が立ち
弟を叩いて泣かしてしまいます。
するとそれを母親にチクられて私は怒られます。
子どもながらに釈然としないまま謝ります。
そのことをまた夕飯の時に話題にされ笑われました。
この時すでに精神的なライフは0です。
そのうえ父親が帰ってきたら母がそのことを話します。
また説教されます。
そういったことが何度かあり私の心は壊れたのでしょう。
結果、私は家族の中でほとんど話さなくなりました。

親戚の集まりも地獄に・・・

母親はよく喋る人で、上記のような【イジリ】が
年に数回ある親戚の集まりでも行われます。
母親自身はいじって笑いを取ってると思ってるようでしたが、
私は親戚中に自分の恥がバラまかれたような気持になり、
居心地は最悪でした。
年齢を重ねるにつれそういった集まりからは足が遠のいていきました。
幼少の頃より30年ほどたった今でも母親は何も気づいておらず
同じ【イジリ】を続けてます。
大人になった今でも家族・親戚の集まりが苦手です。

要するに、人の失敗を笑う・バカにするようなイジリはダメ絶対!
ということです。
自尊心は無くなり自己主張することに恐怖心を覚えてしまいます。
そして、私のように誰とも話さなくなり
コミュ障・陰キャ・の出来上がりです。

特に子供にお笑いとか分からないですし、
プロの芸人でもない素人が下手なイジリをすれば
子どもの心を傷付けるだけですので気を付けましょう。

自尊心が傷つけられない場所=安心できる場所

子どもが自尊心を傷つけられない場所は【安心できる場所】
安心できれば子どもは自分からよく話すようになります。
よく話せば明るい子になりやすいです。
子どもには家族の集まりは安心していい場所なんだと
思わせてあげてください。

具体的な話題としては、『学校での出来事』を聞いたり
『子供が頑張った事や好きな事』・『成功体験』・
『子どもが観ているアニメ』・『家族で観ている好きな番組』など
いろいろあります。
親が自分の幼少時代の失敗談を話すのも良いかもしれません。
安心できる場所を作ってあげましょう。

もちろん暴言ダメ絶対!【人への恐怖心】

私はなぜこんなにも人の顔色をうかがいオドオドした人間
なってしまったのかと思い当たるのは、親から怒られた時の
【暴言】にあったのではないかと思います。

幼少期に受けた【言葉の暴力】大人になっても残ってます

私が幼少の頃に母親から言われた言葉で今でも覚えてる言葉があります。

【なぜ皆と同じようにできないんだ!】
【お前にできるわけがないだろう!】
【生まなければよかった。】
【子どもは手枷足枷や。】
【お前の育児のせいで若い時間を無駄にした。】
【コインロッカーベイビーって知ってるか?そうしておけばよかった。】

今思い出しても、体が熱くなり呼吸が早くなり脂汗が出てきます。
主に小学校から中学校時代に言われた言葉だと記憶していますが
アラフォーになった今でも忘れられません。

このような暴言を浴びて育つと、
意味もなく罪悪感を感じオドオドとした子供
さらにはそのまま大人になってしまいます。

子育てのイライラを暴言に変えて怒っても何も良いことはありません。
ただただ心を傷つけるだけですので絶対にやめましょう。
【怒る】と【叱る】は違いますので気を付けましょう。
※怒ると叱るの違いについては別記事で。

まとめ

・子供が頑張ったことは褒めてあげましょう
・子供を笑い者にするようなイジリはやめよう
・子供を叱るときには暴言ダメ絶対!

子どもと一口に言っても個々に性格も環境も違いますので
全ての子どもにこの考えが当てはまるわけではないと思いますが、
上記の事に気を付けて子どもの良いところを伸ばす
子育てを頑張っていきましょう。